AWARA COCORO CLINIC

診療の方針

症状を一時的に抑えるだけでなく、生活の回復と再発予防まで見据えて、治療の優先順位を一緒に整理します。

01

対話を効率化

事前問診を活用し、限られた診察時間を「作戦会議」に使います。

02

出口を見据える

依存や漫然処方を避け、必要性・期間・減らし方を明確にします。

03

選択肢を広げる

西洋薬、漢方薬、生活調整を状態に合わせて組み合わせます。

04

安全を優先

緊急性が高い場合は、より適切な医療体制につなぐことを重視します。

重要:当院の運営体制と安全管理について

当院は医師1名と少人数のスタッフで運営しています。ワーカー・心理士は在籍しておらず、常時電話対応の体制もありません。自傷他害のおそれ、急性増悪、入院調整などが必要な場合は、安全確保のため、救急・入院対応が可能な医療機関の受診をお勧めします。

1

「5分」を回復のための作戦会議に

診察時間を短くするためではなく、必要な相談に集中するための設計です。

再診は原則5分です。限られた時間を有効に使うため、事前問診で状態を共有していただき、診察では医師が要点を確認します。

診察では、症状だけでなく、生活で何に困っているか、どこまで改善したいかを確認します。「お任せ」ではなく、すり合わせることを治療の中心に置いています。

価値観も治療情報です

生活スタイル、仕事・家庭の事情、薬への不安、避けたい副作用などを教えてください。医学的な提案と、ご本人の価値観を合わせて方針を決めます。

再診時間の使い方

重点的な相談:70%
医学的確認・調整:20%
事前問診で把握:10%
2

依存させない、出口を見据えた薬剤選択

薬は「続けること」ではなく、回復のために適切に使うことを重視します。

当院では、依存・耐性・眠気・ふらつきなどのリスクを確認しながら、効果と安全性のバランスを見て処方します。必要な薬を避けるのではなく、目的・期間・見直し時期を明確にします。

土台を整える薬を中心に

不安・抑うつ・睡眠などの背景を整理し、根本的な安定につながる薬剤を中心に検討します。

頓服は出口戦略込みで

その場をしのぐ薬は、回数・期間・減らし方を先に確認し、漫然と続かないよう管理します。

特定薬剤について

習慣化のリスクが高い一部のベンゾジアゼピン系薬剤や睡眠薬については、安全管理上、漫然とした継続処方は行いません。必要性が高い場合も、目的と見直し時期を明確にします。

3

漢方薬を取り入れた治療について

漢方薬は「穏やかな選択肢」の一つですが、必要な治療を先延ばしにするためのものではありません。

漢方薬を提案しやすい場面

  • 不安・緊張・自律神経症状があり、まず負担の少ない選択肢から始めたい場合
  • 精神科薬を使うほどではないが、生活上のつらさがある場合
  • 主症状は改善したが、体調面の不安定さが残る場合
  • オンライン初診後、対面診察までの初期対応が必要な場合

重要なお約束

  • 効果が乏しい漢方薬を漫然と続けることはしません。
  • 西洋薬が必要な状態では、漢方薬だけで様子を見ることはしません。
  • 「絶対に精神科の薬を使いたくない」という方には、当院の方針が合わない場合があります。
4

治療の質を支える環境としつらえ

静かで整った空間、待ち時間の少ない仕組みも、治療体験の一部と考えています。

空間

緊張をほどく

季節の彩りや調度品により、診察前の不安を少しでも和らげる環境を整えます。

効率

待ち時間を減らす

予約・問診・決済などにITを活用し、通院に伴う負担を減らします。

診療に集中する

限られた体制の中で、医師が診療に集中できる仕組みを大切にしています。

5

当院との相性をご確認ください

受診前に方針を確認していただくことで、ミスマッチを減らし、より良い治療につなげます。

当院が合いやすい方

  • 自立や回復に向けて、治療方針を一緒に考えたい方
  • 事前問診やITを活用した通院に協力できる方
  • 薬のメリットだけでなく、リスクや減らし方も確認したい方
  • 空間・時間・安全性を含めた診療体験を重視する方

別の体制が向く場合

  • 緊急対応、頻回の電話相談、入院調整が必要な状態
  • 毎回長時間の面談や心理療法を主に希望する場合
  • 特定薬剤の現状維持のみを強く希望する場合
  • 予約・問診・決済などのIT操作が大きな負担になる場合